( ^ω^)ブーン系で大雑把に読む!古事記のようです [転載禁止]©2ch.net
5 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[すげぇ重いから遅いと思うごめん] 投稿日:2015/01/07(水) 20:58:59.40 ID:UIfNMEES0
(,,゚Д゚)


あるところに、イザナギという神がいました。
彼はとある理由で黄泉の国に行ったのですが、そこから帰ってきたところから話が始まります。


(,,゚Д゚)「黄泉の国の穢れはヤバかった。洗おう」


イザナギは黄泉の国から帰ってきて、体を清めることにしました。

そこで河原に行き、身につけていたものを脱いでいきました。
投げ捨てられた杖、袋、帯、衣、果ては褌まで。
その脱いだもの全てから神が生まれました。

その身をすすいだ時も同様です。


(;,゚Д゚)「黄泉の国に行ったからかな…普通は男神からそんなに神は生まれないんだが」

11 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 21:55:41.84 ID:UIfNMEES0
中でも、一番最後に出てきた神々は特に貴い三柱でした。



ノパ⊿゚)「おっしゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

左目を洗った時に生まれた神、アマテラス。



(;'A`)「うるせえ…姉貴うるせえ…」

右目を洗った時に生まれた神、ツクヨミ。



ミ,,゚Д゚彡「フサギk…スサノオは神だから!」

鼻を洗った時に生まれた神、スサノオ。



イザナキは三柱に言いました。

(,,゚Д゚)「お前らが一番神パワーが強い。故に、お前らに治める場所を与えよう」

ノパ⊿゚)「あざーす!!」

12 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 21:57:35.63 ID:7YmTHj8ep
イザナギはまずミクラタナという首飾りの玉をアマテラスに渡し、命じます。

(,,゚Д゚)「アマテラス、お前は高天原を治めろ。もうニート以外にも色々居るはずだ」

ノパ⊿゚)「うっす!!」



次に、ツクヨミに命じます。

(,,゚Д゚)「ツクヨミ、お前は夜の国を治めろ。暗いが、頑張れ」

('A`)「頑張る…暗いとこ好きだし俺…」



最後に、スサノオに。

(,,゚Д゚)「スサノオ、お前は海を治めミ,,゚Д゚彡「嫌だから」


(,,゚Д゚)


(,,゚Д゚)「えっ」

13 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:00:47.97 ID:7YmTHj8ep
ミ,,゚Д゚彡「嫌だから…海とか」


(,,゚Д゚)「なんで」


ミ,,゚Д゚彡「根の堅洲の国※に行きたい、そこを治めたい」


(,,゚Д゚)「いやいやお前…海どうすんだよじゃあ。リヴァイアサンとか野放しだぞ」


ミ,,;Д゚彡 ジワッ


ミ,,;Д;彡「嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!海とか嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!うわぁぁぁぁぁ!!!!!!」





※根の堅洲の国…古事記ではスサノオ自身が「母さん(イザナミ)のいる根の堅洲の国に行きたい!」と言っていますが、根の国は黄泉の国と同じだとする説と、違うという説の両方があります。
ここでは、『根の国と黄泉の国はまた別の世界』として扱います。

14 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:03:46.53 ID:UIfNMEES0
(;,゚Д゚)「なんだよ海かっこいいぞ!!超ワダツミじゃん!!ナウいぞ!!」

ミ,,;Д;彡「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!海ダサいしぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

(;,゚Д゚)「おい!!お前の神パワーで山とか川とか枯れてる!!泣き止め!!!」

(;,゚Д゚)「ちくしょう地上が壊れる!!お前もう出てけ!!!!!」

ミ,,;Д;彡「恨むぞ父ちゃんんんんんんんん!!!!!」



〜高天原〜

ノパ⊿゚)

(-@∀@)「どうしましたアマテラス様、地上をじっと見て」

ノパ⊿゚)「弟がヤバイ!!!」


いかがでしょうか。

かなり不安ですが、こんな感じのスサノオとアマテラスが、これからしばらくの主役です。

15 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:06:22.48 ID:UIfNMEES0
〜夜の国〜

('A`)「朝がきたら起こして」

川 ゚ -゚)「きませんよ」


ちなみに、ツクヨミは引きこもりました。

16 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:08:17.78 ID:UIfNMEES0
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〜アマテラスとスサノオ編〜







                  <⌒/ヽ___
                /<_/ ツクヨミ /
                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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17 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:11:54.65 ID:UIfNMEES0
ミ;,゚Д゚彡「ちっくしょー…本当に追い出すとは…」

地上を追い出されたスサノオは、一旦アマテラスの元に挨拶に向かおうということで、天に上り始めました。
それを見たアマテラスは驚きます。


ノハ;゚⊿゚)そ「うッ、浮いてるッッ!!!」


違います。


ノハ;゚⊿゚)「いや、この国を奪う気だぞアイツ!!間違いない!!!!」

ノハ;゚⊿゚)「地上めっちゃ壊れてるしー!!!!」


ノハ;゚⊿゚)「せっ、戦闘準備!!!弓と勾玉もってこーい!!!」


そう、国を襲われると勘違いしたのです。

そこに、のこのことスサノオが上がってきました。



ミ,,゚Д゚彡「あのー、アマテラスさんいらっしゃいます…か…?」

19 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:14:22.58 ID:UIfNMEES0
アマテラスの戦闘準備といえば、それは勇猛なものでした。


まず髪を男のように編み上げ、

左右の髪と被った冠、そして両の腕にいくつもの勾玉を巻きつけ、

その背中には千五百もの矢が入るような大きな矢筒を背負い、

屈曲な防具を纏い、

大弓の中程を握りしめ、

左足は余りの踏み込みに堅い地面に深く沈み込み、

その土を粉雪の如くに蹴り散らかしながら、



ノハ#゚⊿゚)「止まれィッ!!一歩でもそこから踏み出したら眉間を撃ち抜く!!!」ザンッ!!




ミ;,゚Д゚彡「えええええええ!?姉ちゃん!!??」

20 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:16:20.95 ID:UIfNMEES0
ノハ#゚⊿゚)「聞こう!!何故上がってきた!!!」

ミ;,゚Д゚彡「いや戦闘とかはしないから!!父ちゃんが海の国行けっていうけど、俺行きたくないし…んで、黄泉の国行きたいって言ったら追い出されたんだ!」


ノハ;゚⊿゚)「お前の言っていることは本当なのか!!」

ミ;,゚Д゚彡「そこまで疑うか!!なら、『ウケイ』をするしかないから!!」

ノパ⊿゚)「よし!いいだろう!!」


説明しましょう。

ウケイとは、よく分からない儀式です。

正直な話、今の時代においてもこの儀式の細かいルールはよく分かっておりません。


しかし確かなのは、『どちらがより正しいのか』を証明する方法だということです。

22 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:18:20.50 ID:UIfNMEES0
ともかく、ウケイがはじまりました。
まず、


ミ,,゚Д゚彡つ十一一一「ほらよ!!」


スサノオが差し出した剣に祈祷を施したアマテラスは、その剣を



ノハ#゚⊿゚)「どっせい!!!!」バキィィィィッ!!!!



三つにへし折り、



ノハ#`皿´)「ぎにぃぃぃぃっっ!!!」ガリガリガリ!!


噛み砕いてしまいました。


ノパ3゚).,”;;∴「プゥゥゥゥゥッ!!!」


さらにさらに、アマテラスがその剣の霧を吹き出します。

23 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:20:46.00 ID:UIfNMEES0
なんと、その霧の中から神が生まれました。
出てきた神は、


タケリビメ


イチキシマヒメ


サヨリビメ


の三柱でした。



ノパ⊿゚)「まあまあかな」


ミ,,゚Д゚彡「絶対勝つから!」

25 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:22:16.64 ID:UIfNMEES0
続いてスサノオの番です。

ノパ⊿゚)つ9「ほらよ!」


アマテラスから勾玉の束を受け取り、やはりそれに祈祷をし、


ミ,,`皿´彡「ぐぃぃぃぃぃっっっ!!!!」ガリガリガリガリ!!!!



やはり噛み砕いて、



ミ,,゚3゚彡.,”;;∴「ブウゥゥゥゥゥゥッ!!!!」



やはり吹きます。
それをアマテラスの頭や腕に巻いていた勾玉と合わせ、合計五回やりました。

27 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:24:16.30 ID:UIfNMEES0
すると、その霧の中からは


マサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミ


アメノホヒ


アマツヒコネ


イクツヒコネ


クマノクスビ


の五柱が生まれました。



ミ*,,゚Д゚彡「勝った!!!!!」



ノパ⊿゚)「…」

29 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:26:47.47 ID:UIfNMEES0
さて、何故ここでスサノオが勝ったと言ったのか、説明する必要があるでしょう。
説明を見るのが面倒な方は、次のレスの最後の一行をご覧下さい。

神様共通の性質として、『名は体を表す』というものがあります。



天を照らすから、アマテラス。


荒んでいるから、スサノオ。


月に関係するから、ツクヨミ。


前回のお話ですが、火の神だから、ヒノカグツチ。


泣いて出てきたから、ナキサハメ。


黄泉の醜い女と書いて、ヨモツシコメ。


これまでに出てきて名前が分かりやすい者たちは、こんなところでしょうか?

30 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:28:29.52 ID:UIfNMEES0
ここで、スサノオの出した神の一番始め、やたら長いのをご覧下さい。




マサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミ




この名前の初めのほう、


マサカツアカツ


これを分かりやすく漢字にすると


正勝つ我(あ)勝つ


こうなります。




つまり、『マジで勝つ、俺が勝つ』という要素を名前に持った神を生んだから、スサノオは勝利を確信したのですね。

33 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:30:18.98 ID:UIfNMEES0
ミ,,゚Д゚彡「よっしゃーーーーー!!俺、正直者だから!!!」



しかし、これにアマテラスが難色を示します。



ノパ⊿゚)「でもさ」


ノパ⊿゚)「その霧のもととなった噛んだ勾玉、元々は私のじゃん。私の勝ちだよ」



ミ#,゚Д゚彡「ハァーーーーーー!?ふっざけんじゃねぇーぞババァ!!!」



ノパ⊿゚)「いやー残念!」


これ、どちらが勝ったのかは割と難しいのです。
吹き出したのはスサノオ、道具の持ち主はアマテラス。

本当はもう少しややこしいのですが、この状態でも十分ややこしいので、皆さんも考えてみて下さい。

34 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:33:46.35 ID:UIfNMEES0
まあ、なんにせよ、スサノオは自分が勝ったと言って譲りません。
しかも、アマテラスの態度に対して、ものすごく怒ってます。
もう壊すわ暴れるわの大騒ぎ。
それによる機織りの子達からの苦情も、全部アマテラスに入ってきます。


<フザケンナーーーーー!!!!

从;゚∀从「あの、アマテラス様…スサノオ様が田んぼのあぜ道を壊してますが…」

ノハ;゚⊿゚)「あ、ホラ、多分…あぜ道のとこも勿体無いからさ、田んぼにしろってことだよ、きっと」



ζ(゚ー゚*;ζ「スサノオ様が…大事な建物の中に、あの、ウ、ウ、ウンチしちゃってます…」

ノハ;゚⊿゚)「えーーーと…あ、酒に酔って吐いちゃうみたいなもんじゃないかなぁ…」


しかし、意外にもアマテラスは必死のフォロー。
ウケイの結果に思うところでもあるのでしょうか。
それとも姉弟の情でしょうか。

まさに神のみぞ知る、といったところです。

35 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:35:35.21 ID:UIfNMEES0
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しかし、ある時事態が急変します。
いつも通りに荒ぶるスサノオですが、今度は高天原の馬を逆剥ぎ(本来と違う、良くない剥ぎ方)にして、その剥いだ皮を機織り小屋に放り込んだのです。






運の悪いことに、その小屋の中には機織りの女がいました。
そして、驚きのあまり転倒して、その際に尖った機織り機の部品がその陰部を貫き、女は死んでしまいます。







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36 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:42:29.42 ID:UIfNMEES0
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ノパ⊿゚)


ζ( ー *ζ




ついに死んだ者が出たというのは、アマテラスにとって決定的だったのでしょう。




ノパ⊿゚)




アマテラスは、ついにスサノオの行為を取り繕い助けるのをやめました。




そして、天の岩屋という洞窟の戸を開き、そこに閉じ籠ってしまいます。

37 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:46:07.79 ID:UIfNMEES0
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:;:;:;.::.::.::..::.::.::.::..::.::.::.::..::.  アマテラスが天の岩屋に閉じ籠ってしまったことにより、   :.::..::.::.::.::..:.:.:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
:;:;:;.::.::.::..::.::.::.::..::.::.::.::..::.  高天原のみならず、地上の全ても闇に覆われていきました。   ::.::..::.::.::.::..:.:.:.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

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38 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:50:41.53 ID:UIfNMEES0
世界の全てが闇に包まれ、あらゆる災厄が満ち溢れます。


困ってしまった八百万の神々は天の安の河原に集まり、ある神に助けを求めました。




(-@∀@)「僕の出番のようだね」




オモイカネ。
非常に賢く、他の神々からの信頼も厚い神です。

ここから彼の妙案が炸裂します。

39 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:58:11.25 ID:7YmTHj8ep
(-@∀@)「まずは常夜の長鳴き鳥を集めて鳴かせるんだ」

(´・ω・`)「オラッ!鳴け!!鳴いてみやがれ!!!」

(# ゚∋゚)「クックルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」


(-@∀@)「次は、河上から天の堅石と天の真金をとってきてくれ」

(`・ω・´)「合点承知だ!!」ゴロゴロゴロ



(-@∀@)「その鉄を精錬して」

(;;・∀・;;)「はいよ!」カン!!カン!!



(-@∀@)「それを鏡にしてくれ」

('、`*川「磨くよー」キュキュッ



(-@∀@)「君は勾玉の束を作ってくれ」

( ^ω^)「内職ですね分かります」

40 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:58:31.12 ID:UIfNMEES0
(-@∀@)「まずは常夜の長鳴き鳥を集めて鳴かせるんだ」

(´・ω・`)「オラッ!鳴け!!鳴いてみやがれ!!!」

(# ゚∋゚)「クックルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」


(-@∀@)「次は、河上から天の堅石と天の真金をとってきてくれ」

(`・ω・´)「合点承知だ!!」ゴロゴロゴロ



(-@∀@)「その鉄を精錬して」

(;;・∀・;;)「はいよ!」カン!!カン!!



(-@∀@)「それを鏡にしてくれ」

('、`*川「磨くよー」キュキュッ



(-@∀@)「君は勾玉の束を作ってくれ」

( ^ω^)「内職ですね分かります」

42 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 22:59:57.55 ID:UIfNMEES0
(-@∀@)「君たちは占いをしてくれ」

( ´_ゝ`)「鹿の肩の骨抜いてきたぞ、これ焼こうぜ」

(´<_` )「流石だな」


(-@∀@)「さて、あとはこの木に鏡を付けて、勾玉を巻きつけて、と」

(-@∀@)「その他色々つけて、と」


(-@∀@)「祝詞よろしく」

爪'ー`)「ふっ、任せな」


(-@∀@)「君はそこ立ってて」

( ФωФ)「えっ」

43 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:01:38.12 ID:UIfNMEES0
(*^ω^)「できたお!」


完成したのは、鏡のついた聖なる木。
それを準備し、祝詞を読み、力のある神を天の岩屋の横に立たせました。



(-@∀@)「さて、あとは君だね」

(*゚∀゚)「よっしゃー!」




真打、アメノウズメの登場です。

44 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:02:52.42 ID:UIfNMEES0
(-@∀@)「岩戸の前に立ってくれ!」


(*゚∀゚)「おし!!」



アメノウズメは桶を逆さに置き、それに乗りました。
彼女のオンステージです。



(*゚∀゚)「いくぞー!!」



彼女の踊る姿は煌びやかなものでした。
天香山の日影を襷にかけ、蔓の冠をかぶり、笹の束を手に持ち、天の岩戸の前で桶を踏みならして踊るのです。



.

45 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:03:23.98 ID:UIfNMEES0
胸元を大きくさらけ出し、袴の紐を下が見える程まで押し下げて。


それはもう、トランス状態といっても過言ではありません。



   + (*゚∀゚)/ アヒャヒャー!!
    <( ( +
 / + < \   \
▲_  | ̄ ̄|   _▲
□    |   |    □


<エエゾー!!
<ストリップジャー!!

\ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!/

       \ハダカジャー!!!/                      モットヤレー!!>



もう、神々大騒ぎです。
皆が皆アメノウズメの踊りに酔いしれ、笑っています。

46 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:05:32.93 ID:UIfNMEES0
⊿゚) ソッ…


そんなこんなでお祭り状態ですので、アマテラスも岩戸をほんの少し開けて、外を伺い見ます。
するとアメノウズメが踊っていたので、こっそりと問いかけます。


⊿゚)「…ウズメ、私がいないから、世界は真っ暗なはずだけど…なんで皆こんなに楽しそうなの?」


アメノウズメは答えます。
実はアマテラスの視界の外ではこそこそ動く神の姿があるのですが、気づきません。


(*゚∀゚)「それはですねー!アマテラス様より偉大な神様が現れたからです!だから皆喜んで宴をしているんですよ!」

(-@∀@)(今だ!)

( ´_ゝ`)(おう!)

47 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:06:42.33 ID:UIfNMEES0
合図を受け、二柱の神々がアマテラスの前に例の鏡を突き出しました。


⊿゚)                【ノパ⊿゚)】


⊿゚)「なにこれ…私…?」


鏡に映る自らを不思議に思い、いよいよ戸から出かかります。
そこで、待機していた力持ちの彼の出番です。


ノハ;゚⊿゚)つ⊂(ФωФ#)「せいやぁぁぁ!!!!」
グイッッ

なんと、アマテラスを力尽くで引き出したのです。
すかさず他の神が天の岩屋に注連縄(しめなわ)を巻き、宣言します。


( ´_ゝ`)「ここから入ってはいけませんよ」

48 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:07:42.85 ID:UIfNMEES0
.




ノハ;゚⊿゚)


アマテラスが出てくると、高天原と地上に光が戻ります。


作戦は大成功です。
神々はみな、また大騒ぎして喜びました。



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50 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:13:02.89 ID:UIfNMEES0
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さて、問題はまだ解決していません。





ミ;,゚Д゚彡「……………えっ?」








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52 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:14:14.18 ID:UIfNMEES0
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スサノオの処遇です。
八百万の神々はまた話し合い、その処罰を決めました。



まず、山ほどの品物を、償いとして出させました。



そして、その髭と爪、髪を切った上でお祓いをし、高天原から追放することとなりました。



ミ;,゚Д゚彡「つ、追放…」



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53 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:15:13.28 ID:UIfNMEES0
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……………………ミ,,゚Д゚ミ←切られた



こうして、スサノオはまたも追い払われることとなった訳です。








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54 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします 投稿日:2015/01/07(水) 23:16:39.23 ID:UIfNMEES0
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ノパ⊿゚)




ミ,,゚Д゚ミ




アマテラスとスサノオ編 おわり



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