ICO+Gのようです
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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:41:39.67 ID:yK6RFZTJ0
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第二話 パンツとハゲ
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2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:42:36.43 ID:yK6RFZTJ0
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ギコたちはお城の中を通り、いくつもの仕掛けを解いてようやく空の下に出られました。
途中、何度かハゲが出現し、少女をさらおうとしました。
ですが、その度にギコが便付き棒を振り回したので、
ハゲたちはやむなく逃げていくのでした。
(,,゚Д゚)「……」
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5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:44:10.40 ID:yK6RFZTJ0
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いくらかギコは、不満を感じていました。
何故かというと、ハゲたちは少女をさらう時、丁寧にさらいすぎるからでした。
もっと荒っぽくやってもいいと思ったのです。
だって、少女のスカートがめくれないようにしっかりとガードしてあげているのですから。
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6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:44:51.04 ID:yK6RFZTJ0
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ギコは握った手を見、そしてその主の少女を見ました。
(*゚ー゚) ?
色白で、少し灰色がかった髪の少女は、近くで見れば見るほど可憐でした。
言葉が通じないのをいいことに、ギコが時々「おっぱい揉みてぇ」とこぼすほどでした。
おっぱいは大きすぎず、小さすぎず、ほどよい大きさでした。
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7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:45:33.15 ID:yK6RFZTJ0
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服の上からその膨らみを眺める時、ギコは決まって遠くの景色を見ているふりをしました。
ギコだって男です。でも、それよりも前に少年なのです。
ある程度の羞恥心はありました。
しかし、下半身はやっぱり、露出したままなのでした。
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9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:46:22.49 ID:yK6RFZTJ0
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(,,゚Д゚)つ―━●
彡⌒ミ
(;;´_ゝ`)
何度目かのハゲの襲撃を退けたあと、
ギコたちはお城の外周を通る線路を見つけました。
その線路の上を見通すと、トロッコがありました。
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10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:47:03.46 ID:yK6RFZTJ0
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ギコはトロッコを押して、少女が乗りやすい位置まで動かします。
少女がトロッコに乗り込むと、ギコは自分も乗り込んで、レバーを操作して出発しました。
少女とは相変わらず言葉が通じませんでしたが、彼女はここまでの道のりで、
ギコがしてほしいことを少しは理解できるようになっていました。
ですが、困ったことに、少女にはいつまでもいまいち分からないこともありました。
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11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:48:06.35 ID:yK6RFZTJ0
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例えば、梯子でのギコの挙動はまったく理解されませんでした。
ある少し高いところに繋がっている梯子をギコが登り、少女が後をついて行ったときです。
なんと、ギコは上階へ登ったにも関わらず、わざわざ下の階へと飛び降りたのです。
少女は必死に一段ずつ梯子を登っており、周りを見る余裕がなかったのですが、
この時、ギコは梯子の下からじっと少女を眺めていました。
少女は自分の身を案じているのかな、と思いましたが、
お察しの通り、ギコの目的は別にありました。
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12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:49:27.49 ID:yK6RFZTJ0
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プレイ対象年齢的に当然この行為は成就しないのですが、ギコにはそんなこと関係ありません。
とにかくギコは少女の登る姿を見つめていました。
もっと端的に言うと、少女のワンピースの内側に秘められた部分を、です。
(*゚Д゚)=3
おかしいですね。ただの布きれなのに。
などと言い切れる男性はいるでしょうか? いや、いませんね。
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13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:50:36.65 ID:yK6RFZTJ0
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ギコのアレはギンギンでした。
しかし、ギコはアレこそ大きいけれど、まだまだ子供。
燃え上がる劣情をどうしていいか分かりませんでした。
とにかく、ギコは少女のワンピースの内側を見たくて、色々なことをしました。
少女は、梯子の登り降りを繰り返すギコの思惑が分かりませんでしたし、
他にも、急に段差の上へ立たされて待機させられるのも理由がわかりませんでした。
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14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 18:51:36.68 ID:yK6RFZTJ0
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時には壺を何故か投げつけられたり、爆弾(!)を足元に置かれたりしましたが、
そんな時少女は首を振って「ちょっと理解できないわ」と身をかわすのでした。
(;*゚ー゚)<ヤネー
少女は完全な箱入り娘だったのかもしれません。
ですから、ギコの下半身露出にも特に何も思うことはなかったようでした。
もしかしたら、異性を見たのも初めてのことだったのかもしれません。
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16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:52:41.97 ID:yK6RFZTJ0
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お城の中を進むに連れて、ギコは少女と協力して仕掛けを解くことが増えていきました。
しかし、少女が長い時間一人でいると、たくさんのハゲが襲ってくるので、
できる限りギコは少女と手を繋いで一緒に行動するのでした。
お城の中には美しい草木があり、鳥たちがさえずる広場や、墓石の並ぶ坂などもありました。
新しい場所に行く度に、ギコは石で造られた二人掛けの椅子を発見するのでした。
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17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:53:50.62 ID:yK6RFZTJ0
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不思議なことに、ギコたちがこの椅子に座ると、みるみるうちに眠くなってしまうのです。
そして、夢の中で「でーたふぁいる」という物を作り、
少しすると穏やかな目覚めが待っているのでした。
ギコは思いました。
二人で眠った後、自分だけ早く目覚めることができれば
少女に悪戯――まあちょっとしたことができるのではないか、と。
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18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:54:42.53 ID:yK6RFZTJ0
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(,,゚Д゚)(*゚ー゚)
(,,-Д-)(*- -)すぅ
(,,-Д-)(*- -)すぅすぅ
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19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:55:13.37 ID:yK6RFZTJ0
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(,,゚Д゚)(*゚ー゚)ぱちっ
( ,,゚Д)(*゚ー゚)
(#゚Д゚)、ちっ
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21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:56:06.17 ID:yK6RFZTJ0
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どうやら思惑は達成できそうにありませんでした。
ギコは何度も夢を見て「でーたふぁいる」を作りましたが、
どうしても二人が目覚めるのは一緒。
幼い男の子なら手を握ったまま二人で寝るだけでも十分なはずでしたが、
そこはギコも男の端くれ、満足いくものではなかったようです。
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22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:56:42.04 ID:yK6RFZTJ0
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ギコの肛門周辺がカッピカピになったころ、二人はついに水辺に到着しました。
そこは大きな風車の回る穏やかな空間で、ギコはしばらく性欲を忘れました。
ギコは何を置いても先に尻を水辺につけました。
そして、優しく優しく洗い始めるのでした。
水に茶色が混じり始めた頃、ギコはようやくすっきりした、という表情になりました。
そして気が緩んだ時、また脱糞しました。
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23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:57:27.92 ID:yK6RFZTJ0
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ぷかぷかと浮いた便は、水気充分な健康なものでした。
それはそれはいいサイズだったので、ギコは思わず少女にも見てもらいたくなりました。
<キャッ
(,,゚Д゚)そ
なんということでしょう、ギコが自分の生んだ子に夢中になっている間に、
少女は離れたところでハゲに捕まりそうになっているではありませんか。
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25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:58:47.31 ID:yK6RFZTJ0
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==(,,゚Д゚)つ―━
ダダダダ
ギコは走りました。
まだパンツを見ていないのにさらわれてたまるか。
ギコは心からそう叫びました。
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26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 18:59:25.08 ID:yK6RFZTJ0
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(*゚∀゚)「おや、あんたは髭の子供……」
ギコの目に映ったのは、壮年の女性と複数のハゲでした。
女性は魔女のように黒ずくめの服を着ていて、ハゲたちのように輪郭が少しぼやけているのでした。
少女は、その女性の近くでハゲに抱えられています。
(,,゚Д゚)「その子を離せ!」
乾いたUNKO付き棒切れで、ギコはハゲに殴りかかります。
魔女と少年少女、そして黒いハゲたち。
その様子はもはや何がなんだか分からない状況でした。
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28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:00:08.72 ID:yK6RFZTJ0
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ギコは手前のハゲを一体退け、二体目を避けることに成功しましたが、
その後に控えていた一回り大きなハゲに捕まってしまいました。
(*゚∀゚)「お前が連れていたこの子がどんな存在か分かっていないようだねえ」
魔女は高笑いなどをすることもなく、疲れたように言いました。
(#゚Д゚)「くっそお!」
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29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:00:39.03 ID:yK6RFZTJ0
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(*゚∀゚)「この子――シィはじき、この城を治めることになるんだよ」
ギコは暴れました。
そして、ハゲの拘束から逃れようとします。
(*゚∀゚)「あんたとは住む世界が違うのさ。さあ、大人しく――」
魔女が顔をしかめました。
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30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:01:31.82 ID:yK6RFZTJ0
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_,
(;゚∀゚)「くさっ!?」
何度目でしょう。
ギコは脱糞していたのです。
ギコの大腸にどれだけの便が詰まっているかはさておいて、
彼はまたしっかりとした、しかし臭いUNKOをひり出していたのです。
恐らく、腸内発酵が上手くいっていないのでしょう。
そのUNKOは、なんとしっかり石床に突き刺さっているではありませんか。
これには魔女もハゲたちも驚きの後ドン引き。
一瞬、隙ができました。
(#゚Д゚)「うおおお」
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31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:02:48.60 ID:yK6RFZTJ0
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ギコは闇の穴に引きずり込まれそうになっていたシィを助けるために動き出しました。
緩んだ拘束を解き、棒を、石床に突き刺さった便の棒を、引き抜きました。
_,
(;゚∀゚)「うわっ」
気絶しかけのシィとギコ以外の全員が硬直しました。
それも仕方のないことでしょう。
誰もが予想だにしない武器を少年が振り回し始めたのですから。
(#゚Д゚)つ━━
しかも、下半身露出中でした。
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32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:03:33.88 ID:yK6RFZTJ0
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ばったばったとハゲたちを斬り捨てるギコはさながら極東の剣士のようでした。
ぶるんぶるんと立派なアレを揺らしながら、ギコはシィに迫ります。
そして、シィに一番近いハゲの頭に便棒で一撃を食らわせると、シィの肩を掴みました。
この間、実に5秒ほどの出来事。素晴らしい。
_,
(;゚∀゚)「あっ……」
魔女は予想外の展開に唖然としていました。
彼女は口を開けたまま、消えたハゲたちの名残のモヤを見ていましたが、
我に返ってこう言ったのでした。
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33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:04:05.63 ID:yK6RFZTJ0
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_,
(;゚∀゚)「うわっ」
やっぱりドン引きだったようです。
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35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:04:50.48 ID:yK6RFZTJ0
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_,
(;゚∀゚)「……別にその子を連れて行ったって構わないよ。どうせその子はここを出て生きてはいけないんだ」
既に退却モードのギコの耳に届いたかは分かりませんが、魔女はそれだけ言うと闇に溶け込みました。
どうやら関わり合いになるのが若干面倒になったのでしょう。
(;;゚Д゚)=3
お城の庭を走って逃げ続けてしばらく。
ギコたちはついに石の椅子があるところまで辿り着くことができました。
これまでの経験上、石の椅子があるところではハゲたちが襲ってこないことがギコには分かっていました。
そのため、二人はようやく落ち着いて息を整えることができたのです。
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36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:05:49.93 ID:yK6RFZTJ0
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ギコは、握りしめたUNKOが手汗でにわかに溶け始めたことも気にせず、考えました。
この少女、シィを助けることは、本当にできるのだろうか。と。
さっきの魔女の言葉が思い出されます。
このお城から出て、本当にシィは生きていけないのでしょうか。
(;*゚ー゚)=3
確かに少女は儚げで、ギコの住んでいた村のような場所にはそぐわない気がします。
しかし、生きていけないほどではない、とも思えます。
何か彼女には秘密があるのでしょうか。
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37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:06:36.77 ID:yK6RFZTJ0
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ギコがそう思案していると、シィは疲れたのか、その場にへたり込んでしまいました。
その様子を見ると、ギコ自身もいくらか疲れていることに気付いたのでした。
(,,゚Д゚)<オッポ!
なので、ギコは石の椅子で休憩を取ろうと、シィの手を引っ張りました。
(;*゚ー゚)
素直に従うシィは、ギコよりも先に椅子に座りました。
すると、瞬く間にすとんと眠りに落ちてしまいました。
ギコも続いてその隣に座ろうとしました。
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38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:07:23.08 ID:yK6RFZTJ0
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が、しかしせっかくなのでシィのパンツを見ようと、
シィの脚の間が見える位置にしゃがみこみました。
(,,゚Д゚)
(,,゚Д゚)
(,,゚Д゚)
ギコは決して手を触れませんでした。
相手が起きたら負けです。その辺はわきまえています。
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39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:07:57.38 ID:yK6RFZTJ0
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一陣の風が吹きました。
期待の風でした。
(,,゚Д゚)
ふわぁ
(,,゚Д゚)
_,,_
(,,゚Д゚)!
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40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:08:32.08 ID:yK6RFZTJ0
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ノーパンでした。
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43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2013/01/03(木) 19:09:06.94 ID:yK6RFZTJ0
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第二話 パンツとハゲ おわり
第三話 お別れとハゲ まで、僕は君の手を離さない。
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