( ^ω^)ブーンが安価で現実に立ち向かうようです
- 1 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/12(木) 23:23:37.20 ID:BG5ZwWwS0
- 今年も、また、やってきてしまった。
('A`)「ひゃっほおおおおおおおおおうんうん!!モララーアアアアアアアアア」
( ・∀・)「ドクオオオオオオオオオオオオオオ!!」
僕からは、悪夢に等しいクラス替え。
今年はどの程度マシなのだろうかとクラスに入ると、この有様であった。
クラスの中には既に何十かの塊が出来ており、やはり今年も悲惨なのだろうと思わせた。
ζ(゚ー゚*ζ「うわっ、なんか来たよ」
ξ゚听)ξ「うわ、アイツとまた同じクラスだwwwww」
ζ(゚ー゚*ζ「ツンちゃんまじ哀れwwwwww」
('A`)「うっひゃwwwwwwwwブーンのやつ来たぞwwwwww」
( ・∀・)「みんなーーーーーニッゲローwwwwwwwww」
( ;ω;)「…………」(このままじゃ何も変わらないお、>>3!お前がいいアイディアを出してくれると信じてるお)
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:25:04.50 ID:MnRBDvV/i
- 勉強するしかないですかね?
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:25:07.31 ID:NJux1GcM0
- 紳士になる
- 6 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/12(木) 23:29:26.44 ID:BG5ZwWwS0
- ( ;ω;)(な、何!? 勉強かお! なるほどさすが俺らの>>3だお!大好きだお)
おもむろに教科書を取り出し、音読を始めた。
( ^ω^)「はるはあけぼの、ちりぬるを」
いっせいにみんながシーンとする。
どうやら、より一層周りとの壁は大きくなったようだ。
勉強は、やはりうちでするものらしいな。
そんな時、ドクオがズカズカとこちらへやってきた。
( ・∀・)「おいドクオwwwwwwやっちまえwwwwwwwwww」
('A`)「おいブーン、これ食え」
そういったドクオの手には、大型のコスズメバチがある。
こいつは、げんを担ぐ気なのかこのハチを食わせるようだ、捕まえろ。
( ^ω^)(流石にこれは犯罪ものだおwwww>>9、何とか頼むおwwwwww)
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:31:01.54 ID:57I/Bmdw0
- 標本に
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:31:41.77 ID:A8Xzszv80
- 力で支配
- 10 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/12(木) 23:36:42.29 ID:BG5ZwWwS0
- ( ^ω^)「おいお前らふざけてるんじゃねえよ」
('A`)「ああん?」
( ^ω^)「ああん?とか喘ぎ声もやめろよ、お前らは人間のくずだお、認めろよ」
( ・∀・)「おいwwwwwwwww人間のくずが飛んでるスズメバチをキャッチできるかてwwwwwwww
いいから食え喰え、喰わば道は開かれる!」
('A`)「大丈夫だブン、スズメバチに独なんか入ってなかったはずだから」
誤魔化そうとするような二人。
ブーンは、感情に任せてそのまま襲い掛かった。
( ^ω^)「食らえ>>13(技名)!!」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:39:07.00 ID:7yNSfe2j0
- 人参
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:39:07.43 ID:ssbo0ozA0
- なんかNGで見えない
どうなってんだこれ
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:39:16.50 ID:5l8hg33l0
- 福島第一原発放射能漏れアタック
- 15 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/12(木) 23:44:13.41 ID:BG5ZwWwS0
- ( ^ω^)「食らうんだお!!必殺「NGで見えない!!」」
そうして、いつものように自分の席に着く。
なんか煽り声とか色々な声が聞こえたが、NGで聞こえない。
殴られた感じもあったが、NGで感じない!!
うわすげえ、結局最強の技ってNGなんじゃね?
( ;ω;)(いやそうじゃねえだろ、ブーンは変わりたいんだお)
殴られたり煽られたりしてる間に、我らが新しき先生が入ってきていた。
モララーたちは一目散に退散する。ブーンは何食わぬ顔で持ってきていた本を読んでいた。
ぱっと周りの席を確認する。
前には――ドクオか、最悪だな………。
横の女子は誰かと思うと、それはツンであった。
ツン。この学年一の美人と謳われる存在であり――
そしてやはりテンプレートなことにブーンの恋焦がれる相手でもあった。
( ^ω^)「ひとまず自分を変えるためには行動を変える必要があるお!
ということで男ブーン、初めて自分から女子に話しかけるお!
だけどどうやって話しかけたらいいかわからないお!>>19、教えてくれお!」
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:45:36.43 ID:yJ0KhFmC0
- 本の内容を訊く
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:46:02.12 ID:E0tlQvZp0
- ウンコ…!ウンコオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:46:28.20 ID:7yNSfe2j0
- 肩を突いて「ツンだけに肩をツンツン。なっちって☆」
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:46:54.57 ID:A8Xzszv80
- 宿題おせーて
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:47:14.21 ID:yJ0KhFmC0
- 最近のニュースの意見を訊く
- 22 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/12(木) 23:51:21.48 ID:BG5ZwWwS0
- ( ^ω^)「ツンツン、ちょっとツンこっち向けお」
ξ゚听)ξ「は?」
( ^ω^)「宿題おせーて(ハート)」
ξ・凵E)ξ「」
露骨に変な顔をされた。
そんなへんなことを言っただろうか自分は。
と思ったが良く考えたら今日は始業式だ。
宿題があるわけもない。うっかりしていたぜ。
( ^ω^)「じゃ、じゃあ別の話しようお
ツン、好きな食べ物はなんだお」
ξ゚听)ξ「………」(話しかけんなデブ氏ね腐り落ちろ)
( ^ω^)「ツン?なんか言ってくれお、どの食べ物が好き?」
ξ゚听)ξ「………」(失せろうぜえなあ。迷惑なのわかんねえのかこいつ)
( ^ω^)「?」
ξ゚听)ξ「早く消えればいいのに。視界から失せろゴミ」(………)
( ゚ω゚)「!?」
- 24 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/12(木) 23:53:51.89 ID:BG5ZwWwS0
- ( ^ω^)「ちょ、ちょいまちだお
まだブーンは何もいってないお」
クッ……どっかの誰かのせいで第一印象は最悪だお
>>26、お前がブーンの救世主になってくれお!
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:54:35.66 ID:5l8hg33l0
- 天皇
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:54:50.62 ID:yJ0KhFmC0
- しぃ
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/12(木) 23:55:30.46 ID:MnRBDvV/i
- ここはいったん引き下がって先生を攻略
- 28 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 00:00:38.44 ID:BG5ZwWwS0
- しぃ、彼女はブーンの唯一幼馴染といえる存在である。
後で知った事だが彼女も偶然同じクラスだったらしく、その事を知ったときは純粋に嬉しかった。
温厚で優しい彼女がいるならば、恐らく何とか立ち位置を定める事ぐらいはできるだろう。
結局あの後ツンはブーンのどんな言葉にも反応しなかった。
しょうがないから何も話さずにそのまま今日の学校は終わりを迎える。
そして、帰り道に、その救世主。幼馴染。
しぃとブーンは、偶然出会う事となる。
(*゚ー゚)「あれ?ブーン君?」
やはりこの時も女子の方から声をかけることとなった。
自分から女子に声をかけるのは、ツンにかけて失敗したあのときが最初で最後であろう。
突然現れたしぃに勿論びっくりしないわけではなかった。
( ^ω^)「し、しぃ!久しぶりだお!
前にあったときから何年たったっけお?」
(*゚ー゚)「三年ぐらいじゃね?
そんな事より今日開いてる?
何だったら、一緒に>>33でも逝かない?」
( ^ω^)「漢字がおかしいお」
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/13(金) 00:04:18.45 ID:yJR8kr8l0
- 養豚場
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:04:50.09 ID:HmqTELAR0
- 神奈川新町
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:05:36.20 ID:9q0qU9ts0
- 多磨霊園
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:05:36.48 ID:HmqTELAR0
- 神奈川新町
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:05:37.31 ID:uyVUt2Ldi
- 山籠りに
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/13(金) 00:05:43.09 ID:yJR8kr8l0
- 占い師の館
- 37 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 00:10:29.45 ID:uz3iJJRW0
- (*゚ー゚)「一緒に多磨霊園でもいかない?」
多磨霊園。この学校から電車で二駅分ぐらい離れている墓地である。
そういえば彼女はオカルトマニアだとか聞いた。
墓場とかに行くと興奮しちゃう、霊園でオナニーをする霊園フェチとも風の噂で流れてきた。
霊園フェチ。恐ろしいなオイ。
( ^ω^)「べ、別にいいお!っていうか絶対いくお!
何時何処に集合にするお!?」
(*゚ー゚)「面倒くさいし今からいこっ!」
彼女は常にパワフルでエネルギッシュである。
強引にブーンの手を引っつかむと、しぃは学校の外へと走っていった。
そういえば、女子と手をつなぐのも始めてである。
昔はそういうことする奴じゃなかったのに。
しぃも、大胆になったお。
( ^ω^)「その前にコンビニで用意を揃えた方がいいお!」
(*゚ー゚)「あ……うん……そうだよね」
( ^ω^)「コンビニで>>41を買うお」
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/13(金) 00:12:06.01 ID:yJR8kr8l0
- 春を
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:12:37.95 ID:HmqTELAR0
- 神奈川新町完全パーフェクトウルトラスーパーガイドブック2038決定版
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:13:07.49 ID:uyVUt2Ldi
- スポーツ新聞
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:13:09.20 ID:HmqTELAR0
- 神奈川新町完全パーフェクトウルトラスーパーガイドブック2038決定版
- 46 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 00:18:46.71 ID:uz3iJJRW0
- ( ^ω^)「ああ……幼馴染以外にもこうした対応がしたいお……
そういいつつやっぱりブーンは常識知らずだお……」
こうして二人で行く墓地なんて始めてである。
中々買っていくものを選んで挙句、
ブーンはコンビニにいって何を買ったのかというと。
スポーツ新聞である。
取り揃えてあったスポーツ新聞をそれぞれ、二人分買っていく。
ありとあらゆるスポーツ新聞が、ブーンとしぃの分手に入った。
(*゚ー゚)「何買ってるのブーン君」
( ^ω^)「スポーツ新聞だお。
なんか昔ドクオが『おいブーン、女子とどっかにいくならスポーツ新聞かってけよ』とかいってた気がするんだお」
(*゚ー゚)「それ多分紛れもない嘘だけどね」
( ゚ω゚)「マ、マジかお!?
ドクオの奴許せないお!
今度あったらギッタンバッタンドッテンバッテンにしてやるお!」
(*゚ー゚)「何そのわけわかんない擬態語」
そうして、多磨霊園へと向かう電車に乗り込んだ。
何部もある新聞がズッシリと重みを感じさせた。僕は何をしてるんだお。
- 50 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 00:23:59.26 ID:uz3iJJRW0
- ガッタンゴットンといって電車は走り出す。
生憎席は開いていなかった。僕はしぃと吊り革を掴み、話し合う。
乗り込んで何分かたったところで、事件は起きた。
流れ行く景色を見てボーっとしていたところで、しぃが悲鳴を上げたのだ。
周りの人がいっせいにしぃを向く。
僕は、小声でしぃに問いかけた。
( ^ω^)(しぃ、一体なんなんだお)
(*゚ー゚)(ち、痴漢っぽいのがいたよ………)
「ぽいの」ってなんだよ、痴漢は置換だろうが。
しかし幼馴染を痴漢が襲ったとしたならば黙っておけない。
( ^ω^)(しぃ、安心しろお。この道三十年のブーンが痴漢を早期発見早期撃退してみせるお)
(*゚ー゚)(三十年も生きてないし痴漢発見の専門家でもないだろうけどよろしく頼むよ)
( ^ω^)「さて、どうするかお>>55」
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/13(金) 00:25:02.82 ID:yJR8kr8l0
- 別の車両へゴーイング
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:26:11.37 ID:b40HHDSA0
- スポーツ新聞のエロ記事を音読
- 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:27:10.69 ID:s/uVuyXr0
- しぃに痴漢
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:27:15.10 ID:HmqTELAR0
- 神奈川新町完全パーフェクトウルトラスーパーガイドブック2038決定版を置換に投げつける
- 58 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 00:34:59.80 ID:uz3iJJRW0
- ふと座席の上の収納スペースを見ると面白そうな本を見つけた。
誰のものかは知らないが、拝借して読ませていただくとしよう。
( ^ω^)「ふむふむ。神奈川新町完全パーフェクトウルトラスーパーガイドブック2038決定版とな」
なげえよ!かてえよ!でけえよ!
しかし、その神奈川新町完全パーフェクトウルトラスーパーガイドブック2038決定版はある程度分厚かったので、これは使えるかもしれない。
ブーンはそれを握り締めた。クシャリという音がした気がした。
(*゚ー゚)「ブーンあんまり人の本を触ったりするなよ?
大体その本が何になるって言うのか」
( ^ω^)「ボールが友達なら本は武器だお」
おさない頃から友達であるはずのボールには見捨てられ虐められてきた。
だからボールもブーンにとっては武器に近くはあるがボールはこの場にない。
その時、ブーンは見た。
しぃの後方四メートルから静かに歩みよるおっさんを。
( ゚ω゚)「食らええ!神奈川新町完全パーフェクトウルトラスーパーガイドブック2038決定版スマーーーッシュ!!!」
走り高跳びの要領で天空に舞い――
ドッジボールの要領で思いっきりそいつに投げつけた。
- 59 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 00:38:35.28 ID:uz3iJJRW0
- (´;ω;`)「うわwwwwwwいてええwwwwwwww死ぬwwwwww死ぬ死ぬ死んじゃう助けてかあちゃんwwww」
近くを見ると顔面から出血したおっさんが悶絶していた。
ちょうど角に当たる部分が額に当たったらしく、相当の大ダメージは必至だった。
いい年をこいているはずなのに涙が止まらないらしい。
( ^ω^)「またつまらぬ物に当ててしまったお、この世から痴漢は消えれ」
(*゚ー゚)「ブーン君の台詞の方ががつまんない」
( ^ω^)「まだ次の駅まで時間はあるお。
痴漢も撃退したし、だけど怖いから他の車両にいってスポーツ新聞でも読もうお」
(*゚ー゚)「きゃーっか。>>63について話そう」
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:41:25.65 ID:s/uVuyXr0
- 世界情勢
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/13(金) 00:41:29.37 ID:b40HHDSA0
- 風俗
- 64 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 00:46:33.63 ID:uz3iJJRW0
- (*゚ー゚)「最近の風俗について話そうよ」
( ^ω^)「一度死んできた方がいいと思うお。
ブーンは学生さんだお?風俗なんか行く機会もかねも持ち合わせちゃいねえお。
風俗嬢を家に飼ってるとかそんなわけないお」
(*゚ー゚)「!?」
おっとこれはまずい失言かもしれない。
ここはカバーに回るか。
( ^ω^)「そ、そんな事より早口言葉でもしようお
生麦生が尾一目菟あまた孫」
(*゚ー゚)「しょうがないから聞かなかったことにしてあげるよ。
いい年こいて早口言葉とかガキ臭いけど付き合ってあげる、誤魔化しは私嫌いじゃないから
じゃあ『都内の風俗みみゃむみゃむ、あわせて風俗むみゃむみゃむ』」
( ^ω^)「となおにノンひゅうぞくみミャうむやあわせてえあふうぞくみみゃむみゃうあtむ」
(*゚ー゚)「全くいえてないね」
( ^ω^)「かつぜうは悪いんだお」
(*゚ー゚)「かつぜうwwwwwwwwwwww」
そうしている間に、電車は目的の駅に到着した。
多磨霊園駅。なんとあそこの霊園は駅になるほどなのだ。(嘘かもしれんが)
- 67 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 00:52:14.93 ID:uz3iJJRW0
- 寂れた雰囲気が広がる多磨霊園。
ここにはブーンのおじいちゃんとおばあちゃんとひいおじいちゃんとひいおばあちゃんとが眠っている。
デートスポットとしての人気は皆無だが、何故か男女二人でこんな所に来ることになった。
いや、別に嬉しいんだけどね。
(*゚ー゚)「ここには霊園愛好会の人たちと毎週来てるんだ
いいところだよ?」
( ^ω^)「変な愛好会に入るなお!毎週来るなお!っていうか霊園フェチがそんなにいるのかお!!
ここの幽霊達が襲ってくるお!」
(*゚ー゚)「いやあ、まだまだガキだなあブーン君。
幽霊なんているわけないって」
( ^ω^)「え」
(´・ω・`)(*゚ー゚)「どうしたの?」
しぃの後ろに、何かが見えた。
いや幻覚だと信じたいものだ。まさかそんなものが見えるわけがない。
薄っすらと半透明になってるとか首しかないとかそんなわけがない、まさかそんなわけがない!!
(゚ー゚*)(´・ω・`)「なんか私の後ろにあるの?」
しぃが向こうを向く事によって露になる。
間違いない、さっきの痴漢のおっさんである。
ここはどうするべきなのか――>>70!頼む!
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:53:45.60 ID:HmqTELAR0
- おっさんと神宮球場で最近はやってる野球風のゲームについて語り明かす
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 00:54:14.30 ID:uyVUt2Ldi
- 今こそ通信教育で習ったお経を唱える時
- 73 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 01:02:18.21 ID:uz3iJJRW0
- ( ^ω^)「そうだ!あの時習ったお経を唱えるときが、ついに来たんだお!」
(´・ω・`)(*゚ー゚)「なに一人でしゃべってるのさ」
( ^ω^)「食らえ!本気の読経を!!
一ヶ月五千円で三年間習い続けた成果を見よ!
ナミアムダブツ!ナミアムダブツ!ナミアムダブツ!ナミアムダブツ!」
(´・ω・`)「一ヶ月習ってその程度か」(*゚ー゚)「何いってるんだ行き成り。霊なんていないよ」
一体何が起こってるんだここは。
しぃには見えていないのだろうか、あのおっさんの幽霊らしきものは。
(´・ω・`)「オレはあの時神奈川新町完全パーフェクトウルトラスーパーガイドブック2038決定版の効果で死んだ」(*゚ー゚)「早くお墓に行こうよ」
やはり、こいつはあの痴漢おっさんの霊で間違いないようだ。
未練がましく痴漢した相手に取り付きあがって――案の定お経に効果はなかったし!何万円か無駄になったし!!
そしてこんな状況なのにやや興奮気味で墓に行きたいしぃが怖いな。
( ^ω^)「クッソッ、やっぱりお経なんて習った意味なかったお!訴えてやる!」
(´・ω・`)「早まるな少年よ(ゴシゴシ」(*゚ー゚)「ちょっ!ちょっと!何かが私のあrw……はう………やめ……」
( ^ω^)「く、クソ幽霊め!しぃに何をしている!?
しぃから出ろ!」
(´・ω・`)「私の痴漢がマックスになったとき、私はこいつに乗り移って生き返ることが出来ると本で読んだ」(*゚ー゚)「ひゃあ……はあはあ……」
( ゚ω゚)「マ、マジかよ……緊急事態だお、お経も効果ないし……>>76、名案を頼むお!」
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 01:03:40.30 ID:6gOJEVxJ0
- 寺生まれのTさん召喚
- 78 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 01:12:37.69 ID:uz3iJJRW0
- ( ^ω^)「あんまりゆっくりしてもいられなくなったお!こうなったら奥の手を使わせてもらうお!」
(´・ω・`)「お前に何が出来るというのだwwww」(*゚ー゚)「ひゃう……!!やめt……だ……にゅう……」
こんな光景見る機会もそうないだろうから、心のアルバムにそっとしまう。
そうして僕は唯一の幼馴染、しぃを護るために――携帯電話を取り出した。
( ^ω^)「トゥルルルル、トゥルルルル、はい、もしもしこちらブーンですお。
い、いやあ出会いがしらに死ねはいくらなんでもないお!かけてくんな?いやそうじゃなくて緊急事態なんだお!
蜂でも鼠でも人でも食うから早くこっちに来てくれお!」
ブーンに、友人と呼べる存在はいない。
でも、最強の敵と最弱の敵の中間の存在なら、一人知っていた。
寺生まれであり、各種の祓いとかが大得意な、Tさん(あえて伏せる)。彼ならこの状況を打破してくれるだろうと信じることにする。
( ^ω^)「とにかく、今すぐ多磨霊園に来てくれお!心の底から、ではないけど心からのお願いだお!
しぃが危ないんだお!」
電話の先で、しぃという言葉とともに相手の了承を得た。
しぃは軽くモテる。その独特な性格とか諸々でモテているらしい。
( ^ω^)「とにかく一刻でも早く――はなくていいけどしぃがおっさんになる前には来てくれお!」
(´・ω・`)「いや心の底から一刻も早く願えよ」(*゚ー゚)「ヒャア………やめてよ……」
今更ながら、しぃのスカートが下ろされた。
華美ではないものの中々よろしいデザインに設計されたこの学校の制服が布切れとして地面に置かれる。
これから、痴漢の中の痴漢――アルティメットな痴漢が始まろうとしていた。
( ^ω^)「全裸待機だお」
- 79 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 01:15:57.29 ID:uz3iJJRW0
- あられもない姿となってしまったしぃの後ろにはショボンの上半身。
最初は頭しか取り付いていなかったのに今では上半身まで具現化している。
恐らくこれが下半身に及んだ時、全ては結末するだろう。
おっさんの太い二の腕が、しぃに絡みつく。
蛇を思わせるその動きは、しかしどういうことかしぃ本人には見えていないようで、ただただ見えない何かに怯えるのみである。
( ^ω^)「しかしいい加減エロ描写とかいらないかお?いるかいらないか>>82」
- 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 01:16:41.87 ID:s/uVuyXr0
- 不要ではない
- 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 01:16:58.86 ID:HmqTELAR0
- オスプレイが爆撃
- 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 01:17:13.32 ID:s/uVuyXr0
- 要る
- 84 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 01:25:01.00 ID:uz3iJJRW0
- (´・ω・`)「おらおらwwww気持ちいいいかwww」(*゚ー゚)「やめて…………やめてよ」
おっさんの毛深い手が、しぃの胸部に当たる。
服越しだから余り判らないが、おっさんの手が僅かに揉んでいる事は見て判った。
しぃはその揉み揉み運動をする度に「ひっ」とか「きゃっ」とか卑猥な悲鳴を上げている。
おっさんはおもむろにしぃの制服を手で切り裂いた。
ジャッ、とかいった効果音が広がる。丁重に脱がされたスカートとは違い、おっさんも興奮しているようだった。
しぃの胸は、まだほんわりと膨らんでいる程度だった。
その年としては大きいのか、小さいのか。比較対象がないからわからなかったが、少なくともブーンがこれまで見てきたおっぱいと比べたら小さかった。
やはりしぃは貧乳だったのか。
色白で可愛らしい乳房とその先に申し訳なさそうにあるやはり可愛らしい乳首。
その二つが組み合わさって、しぃという少女の「おっぱい」を創り上げていた。正に芸術である。
(´・ω・`)「うっひゃwwwwwww上物上物wwwwwww」(*;ー;)「やだよぅ………見ないで……」
さっきまで威勢がよかったしぃは泣いている。
その乳首が露出された事もあるが、それ以上にこれから起こりえる事の方が恐怖を与えてるのだろう。
( ^ω^)「まだ当分アイツは来なさそうだな、その間何か見学以外に暇つぶしでもしよう>>88」
- 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 01:26:41.35 ID:ig17WAKj0
- 乱入
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 01:27:07.64 ID:s/uVuyXr0
- 加わる
- 91 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 01:35:20.21 ID:uz3iJJRW0
- ( ^ω^)「僕もいれてお!」
タッタッタ、と走る。最早防衛線はかわいいパンツのみとなってしまったしぃの元へ。
過去に出したことがない速さで走ったが、恐らく時速80kmぐらいは越えていたんじゃないのだろうか。
しぃの美しい肌がおっさんの汚らしい手によって穢されて行く。
それを見ながら不謹慎ながらオナニーするのもありだが、どうせなら加わったもんがちである。
(´・ω・`)「少年よ大志を持て」(*;ー;)「ちょ………ふわあ……」
もはやしぃは何一つとしてしゃべる事ができないほど狼狽している。
汚らしいおっさんと信じていた幼馴染が同時に襲ってきたら、それはそうなるだろう。
( ^ω^)「フッフ……!!おっさんと違ってブーンは既に下半身が使えるんだお――ヒャッホウ!」
そういって、周りに警戒して下の服を脱ぐ。
ズボンを脱ぎ、ブリーフを脱ぐ。おいそこの奴!ブリーフ(笑)とかいうな!
暴れるしぃを取り押さえ、しぃの匂いが染み付いたパンツを奪い取る。
見ればそのパンツには黄色いシミがついている。失禁したのだろうか。
まあそんなことはどうでもいい。パンツを口に含むとフル勃起した自らのナニをターゲットに向けた。
既に僕の遺伝子はコポコポと先っちょから零れ落ちている。よっぽど興奮していたのだろうね。
そうして、僕はしぃを抱きかかえる。
僕の大砲はいつでも発射オーケーである。コンドームとかいう気の効いたものはない。
(´・ω・`)「それはさせん」(*;ー;)「ふえええ…………」
僕の前におっさんが立ちはだかった。
- 93 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 01:39:43.48 ID:uz3iJJRW0
- (´・ω・`)「私が生き返るためには少女の処女が必要なのだ」(*;ー;)「やめてよ………」
(´・ω・`)「だから、もしお前がこの少女処女を奪うつもりならば」(*;ー;)「…………」
( ^ω^)「全力で、戦うってわけかお。
面白い、その勝負受けてたつお。文句はなしだお?おっさんが少年に勝てると思うか?」
かくして、ブーンとおっさんとの少女をかけた戦いは、始まった。
全力で、おっさんに突撃する。
( ゚ω゚)「オリャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
( ゚ω゚)「キック!パンチ!チョップ!アッパーーーーーーーーーーーー!!」
四連発の鍛え抜かれたブーンの技が炸裂する。
おっさんは憑依していたしぃから離れる。
(´・ω・`)「ほう……なかなかやりおるな」
(;^ω^)「本気だお!真の必殺技!>>96を食らえおおおおおおおお!!」
- 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 01:40:42.72 ID:HmqTELAR0
- 神奈川新町完全パーフ(ry)を取り出してる最中にオスプレイに乗ったTさんがブーンとおっさんをぽぽぽぽーん
- 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2012/07/13(金) 01:41:29.87 ID:s/uVuyXr0
- オスプレイ
- 99 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 空気読まない隊 ◆JQy99wHT0I 投稿日:2012/07/13(金) 01:47:22.23 ID:uz3iJJRW0
- ( ゚ω゚)「オスプレーーーーーーーイイ!!」
天に向かって大声を上げる。
よく響くブーンの声は天空まで響き、そしてそれが奇跡を呼んだ。
オスプレイがさも当然のように空から落ちてきたのだ。
そしてそれは――おっさんに直撃する。
(´゚ω゚`)「ぐごっ」
おっさんの体が、元通り透けていく。
へそあたりまで具現化していた体が、徐々に萎むように縮んでいく。
オスプレイの爆風が、しぃとブーンを吹っ飛ばすのも知らずに、徐々に徐々にと消えていく。
(´;ω;`)「クッ……ただ………ただ、生きるために痴漢をしただけなのに………
何でだろう……なんで痴漢は差別されるんだろう……生きたいだけなのに……」
(´;ω;::::: 「うううう……消えていくよ……痴漢を……差別するな……」
(´:::::::::::: 「じゃあな……少年………達者に痴漢するんだ……」
それが、おっさんの最後の言葉だった。
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